ワールドカップの決勝の地は「マラカナンの悲劇」と呼ばれた会場 | ENJOY SOCCER LIFE !

ワールドカップの決勝の地は「マラカナンの悲劇」と呼ばれた会場

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マラカナンの悲劇

サッカーに詳しい方なら、テレビやネット上で話題になっている「マラカナンの悲劇」を知っている方もいると思います

知らない方もいると思うので簡単に説明すると、

1950年、初めてブラジルで開催されたワールドカップの決勝で、引き分け以上であれば優勝(当時は決勝リーグというレギュレーションで、予選リーグを通過した1位のチームの総当たり戦で、ブラジル、ウルグアイ、スペイン、スウェーデンの4ヶ国)だったのですが、ウルグアイに敗れてしまい、ブラジルは準優勝に終わりました。

会場に詰め掛けた約20万人もの人々は優勝の歓喜を待ち望んでいた分、敗北した際の失望感は想像を絶するものでした。

その影響で4人が精神的異常を喫してしまい、お亡くなりになりました。
さらに20人以上が失神するという、ブラジルのサッカーの歴史の中で最悪の事件となってしまいました。


改修前のマラカナンスタジアム



たかだか「スポーツの勝敗でそんな事が起きてしまうの?」と思われる方もいると思いますが、サッカーという競技は貧しい国や人々の間では、希望を与える職業であり、ブラジルでは国技とされています。

ましてや自国での初開催、初優勝(当時はまだ優勝経験のないブラジル)を望んでいました。

この悲劇を乗り越え忘れるために、ユニフォームを白から、黄色(カナリアンイエロー)に変更するほどの出来事だったのです。

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ユニフォームの色を変えるというのは、日本代表では侍ブルーと言われる青が象徴でしたが、アウェイユニフォームでは黄緑色(蛍光色)になっていて違和感が酷かったですね。



色というのは人に与える印象を変えるもので、
(カナリアン)イエローは、「楽しい」「にぎやか」「親しみやすい」「社交的」
というプラス的イメージがあるので、沈んだ気持ちを癒すには最適の色選択だったと思います。




2014ブラジル


改修後のマラカナンスタジアム

立見席を無くしたりした影響で、改修前の半数、約10万人の収容となっていますが、安全面や快適に観戦する事が出来るようになっているのでサポーターにはうれしいですね。

64年ぶりとなる2度目の自国開催に沸くブラジルですが、当時の悲しみを背負っている人もいます。

国内では、「ワールドカップを開催する余裕があるなら雇用や福祉を充実させろ」といったデモも起きています。

国全体が自国のワールドカップ開催を喜んでいる状態ではないのかもしれません。

それでも、国民がブラジル代表を応援する気持ちは同じだと思います。

なので是非ブラジル代表には決勝へ進んでもらい、マラカナンスタジアムで行われる決勝戦に勝利し、当時の悲しい出来事を払拭してもらいたいですね。


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